EXPO’70・日本万国博覧会の鉄道の話・後編―会場周回モノレール

 みなさんこんにちわMr.Tetsuoです。
 今日は風もなく比較的暖かな穏やかな晴天でしたが、日に日に寒さが増してきました。師走ももうすぐ。街には華やかな電飾で飾られたクリスマスツリーが置かれています。
 今回もなつかしの41年前の日本万国博覧会-EXPO’70の関連した話題です。第2回目の今回のEXPO’70シリーズは鉄道にかかわる話題の後編―会場の外周を周回していたモノレールの語りです。

 日本万国博覧会―EXPO’70では会場内交通手段の一つとして広い会場を周回するモノレールがありました。

 現代、東京ディズニーリゾートを周回するモノレールがありますが、その先駆けともいえる存在です。

 このモノレール、今見ても通用しそうな直線的な車両デザインと白と紺のツートンのカラーリングで40年以上前とはとても思えない当時の先進的な斬新さを感じます。

 このモノレール残念ながら万博終了後は撤去されました。横浜のこどもの国への移設の話もありましたが、輸送コストの問題などで断念され実現しませんでした。いわゆるわずか半年しか走らなかった贅沢な幻のモノレールです。

 WikiPediaに詳細な記録が記載されていました。
 
 万博会場内を周る環状運転路線として、1968年9月からモノレールの建設工事が始められ、万博開幕の前日に開業し、閉幕日まで運行された。これだけ大掛かりな設備にもかかわらず、わずか半年間の運行で廃止された。

 設備

 自動列車運転装置(ATO)を採用したが、実際の運行は無人運転ではなく都営地下鉄大江戸線などと同じように扉開閉や発車ボタンを押すための乗務員が乗っていた。プラットホームは、転落防止用のホームドアが設けられていた。現在の西第1駐車場付近に側線を1線設置し、留置線と検修線を兼用した。

 車両

 車両デザインは、キッコーマンの醤油瓶をデザインした榮久庵憲司によるものである。先頭部は前面3枚窓のスラントノーズとなり、白を基調としたスマートな車体で、室内に突起が無い日本跨座式を初めて採用した。先行編成では搬入当初、青帯がライトまで回り込んでいたが、先頭部の青帯を細くするように改められ、残りの編成も同様の塗りわけとなった。窓は見栄えが良いバランサ付き1段下降窓を採用した。冷房装置は搭載していなかったため(当時の東京モノレールも非冷房だった)、開催期間中は窓を開けて走行することが多かった。座席は一般的なモケットを敷き詰めたものではなく、外国人向けに配慮した簡便なつくりであった。

 閉幕後のモノレール

 運行終了後は、横浜市のこどもの国にモノレールを移設する計画があったが、輸送費などに莫大な経費がかかるなどの理由で計画が中止されてしまった(もともと計画自体に無理があった)。検車線に留置されていた車両は廃車となり、車体は解体され、車両機器の一部は東急3000系電車 (初代)の更新工事に転用されるなどした(例えばサハ3360形にMGが転用されているなど。これは運行管理が東急電鉄であったことにも関係している)。

路線データ [編集]営業線線路延長 : 4.27km
検修線線路延長 : 0.22km
複線区間 : なし
高架区間 : 2.7km
最小半径 : 60m
最急勾配 : 55パーミル(‰)
運行
運転間隔 : 平日3分、休日2分半
運行方向 : 反時計回りの一方通行
運転時間帯 : 4月28日まで9:00 - 22:30、以後8:30 - 23:00
一周所要時間 : 15分
車両
編成 : 4両
車両長 : 先頭車15.8m、中間車14.0m
定員 : 540人(1080人まで詰め込み可)
編成数 : 6本
起動加速度 3.0km/h/s
設計最高速度 50km/h
減速度 3.5km/h/s(常用最大)
3.5km/h/s(非常)
製造初年 : 1969年(昭和44年)
製造メーカー : 日立製作所

中央口駅 - エキスポランド駅 - 東口駅 - 日本庭園駅 - 北口駅 - 西口駅 - 水曜広場駅 - (中央口駅)
中央口駅と西口駅は乗降分離の両面ホーム。
運賃 : 無料
運輸管理 : 東京急行電鉄
保守管理 : 東京急行電鉄・日立運輸東京モノレール
Wikipedia:大阪万博の交通より抜粋)


 画像がありました。なかなか写真は見つからず探すのに苦労しました。
 
画像

 太陽の塔の建つお祭り広場の正面を走行するモノレール
 (写真:追憶の大阪EXPO'70より)

 大きい画像をネットで見つけました。写真ではなくCG画像です。すばらしい画像を作られています。すごいですね。今でも通用する斬新なデザインとカラーリングが良くわかります。こちらです。 

 あとこの日本万国博覧会のモノレールを制作しようとされている方のブログを見つけました。まだ準備段階のようですが、完成が楽しみな記事です。モノレールの模型は他にも何点か制作されているようで、その写真も載っています。こちらです。日本万国博モノレールを作る 

 YouTubeでこのモノレールから映したビデオの会場映像がアップされています。
 
 こちらです。
 
 モノレールの画像も出てきます。実際に動いているモノレールの動画は大変貴重なものです。

 もう1点ありました。(もしかして同じ画像かも
 
 こちらです。
 
 会場のパビリオンの様子が良くわかります。こちらもモノレールの画像があります。

 周回していた会場MAPです。
 
画像

 (購入したEXPO’70パビリオン公式ガイドブックの表紙カバーの裏面に復刻されていました。懐かしいです。)

 
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 現在の万博記念公園の航空写真です。
 (GoogleMAPより)

 元会場内は緑の公園に変貌し大きく変わっていますが、外郭は面影を残しています。
 
 万博終了後、この会場跡地の万博記念公園にはモノレールはありませんでしたが、なんとその後会場跡地の公園へのアクセスとして復活しました。

 それは大阪高速鉄道㈱の大阪モノレールです。

 大阪モノレール

 大阪空港(伊丹空港)や万博記念公園へのアクセスを担う傍ら、大阪中心部から放射状に伸びる私鉄各線への連絡も担う路線で、1990(平成2)年の南茨木~千里中央間の開業を皮切りに、大阪空港~門真市間の大阪モノレール線と、途中の万博記念公園~彩都西間の国際文化公園都市線(彩都線)を有する跨座式モノレール。ちなみに正式な会社名は大阪高速鉄道となっている。
 路線の総営業キロは28.0キロにも及び、これはモノレールとしては世界最長でありギネスブックにも登録されている。

 大阪モノレール1000系
 
画像

 開業時に登場した初期の1000系に施されている塗装。

 ●基本データ・運用区間
 デビュー年:1990(平成2)年
 運行区間:大阪モノレール線、彩都線

 ●開業時から活躍する大阪モノレールの主力車両
 大阪モノレールの南茨木~千里中央間の開業時から活躍している車両。初期の編成はアルミ車体にマリンブル  ーの帯を巻いていたが、後期に登場した車両はパープルとブルーの帯を巻いており、この塗装は後に登場した200 0系にも引き継がれている。
 車内は初期の編成はロングシート、後期に登場した編成はセミクロスシートであったが、最近になり後期の編成に もロングシートに改造された編成が出てきている。

 大阪モノレール2000系
 
画像

 塗装は1000系後期車と同様のものとなった。

 ●基本データ・運用区間
 デビュー年:2001(平成13)年
 運行区間:大阪モノレール線、彩都線

 ●1000系のマイナーチェンジ車
 2001(平成13)年に登場した、1000系のマイナーチェンジ車。車体や塗装は1000系の後期車に準じているも のの、界磁チョッパ制御だった1000系に対し2000系はVVVFインバータ制御となっている点が異なっている。
 車内は登場時からロングシートだったものの、1000系の後期車にもロングシート化された車両が出てきており車 番以外で1000系との違いを見分けるのはちょっと難しそうである。
 (写真:説明共:日本の旅・鉄道見聞録ホームページより)

 大阪モノレールの路線図です。
 
画像

 (wikipedia:大阪高速鉄道より)
 
 余談ですが、なぜか今のこのモノレールより、1970年の万博会場モノレールのほうがかっこよく感じるのは気のせいでしょうか

 大阪高速鉄道㈱大阪モノレールのホームページはこちら 

 以下Wikipedia-大阪高速鉄道大阪モノレール線より抜粋

 大阪モノレール線(おおさかモノレールせん)は、大阪府豊中市の大阪空港駅から門真市の門真市駅を結ぶ大阪高速鉄道の跨座式モノレール路線である。

 北大阪地区のターミナルである千里中央から、大阪国際空港(伊丹空港)や万博記念公園などへのアクセス路線として利用されている。

 大阪モノレール線は、ギネスブックでも認められた世界最長の営業距離を持つモノレールでもある。そのため、主要駅のコンコースにはギネスブックの認定書が設置されている。

 
 概要  

 大阪国際空港(伊丹空港) - 国道176号交点(柴原駅付近)までは大阪府道11号大阪国際空港線区域内に、国道176号交点 - 門真市駅間は大阪府道2号大阪中央環状線区域内(一部、高速自動車国道部と重用)にそれぞれ建設され、柴原駅 - 万博記念公園駅間は中国自動車道と、万博記念公園駅 - 門真市駅間は近畿自動車道と並走している。

 大阪モノレール線は大阪市を中心に放射状に延びる私鉄を環状に接続し、周辺都市間の移動の確保を図るために建設された。大阪市内中心部を通らないため、また開業当初はドル箱である大阪国際空港までの延伸が遅れたこともあり(蛍池駅付近の用地買収が難航したため)、赤字に苦しんでいた。事実、大阪国際空港へ延伸されるまではエキスポランド利用客やガンバ大阪主催試合の観客輸送に頼っていた面があり(乗客は)天気に左右されるといわれていた。だが、国内線のみとなったものの今なお利用客の多い大阪国際空港への延伸を果たし、加えてほぼ同時期の門真市駅への延伸後は、北摂方面と京阪電鉄沿線とが結ばれることとなり、空港の利用客とパナソニックグループの各社に通勤する社員の恩恵を受けることとなった。それらのおかげで現在では少しずつ黒字基調となっている。

 路線はすべて大阪府道の区域内を通過し、軌道法の適用を受けたため、建設にあたっては国から高率の補助を受けた。また、軌道及び橋脚部は道路施設の扱いとなるなど減価償却負担が軽くなっているため、第三セクター運営の路線としては珍しく好成績を上げている。

 宇野辺駅 - 南茨木駅間で東海道本線(JR京都線)をオーバークロスするが、同線との乗り換え駅は設定されていない。建設が決まった当初は当時の国鉄に乗り換え用の新駅を建設するか、もしくは東海道本線茨木駅を移転するよう要請したものの、当時の財政事情からそれが許されず、結果的にJRとは連絡しない今の形となってしまった。また、宇野辺駅は開業時は茨木駅と名付けられていたが、JRの茨木駅とは大きく離れており、乗り換えできると勘違いする乗客が多かったため、大阪空港延伸時に現在の宇野辺駅に改称されている。

 なお、「大阪モノレール線」という呼称は、支線である国際文化公園都市線(彩都線)開業前に決められたものであり、現在では彩都線を含めた大阪高速鉄道の全路線を「大阪モノレール」と呼称していることから、案内上ではこの路線自体を「大阪モノレール線」とは呼ばず「本線」と呼ぶこともある。

路線データ [編集]路線距離(営業キロ):21.2km
方式:跨座式
駅数:14駅(起終点駅含む)
複線区間:全線
電化方式:直流1500V
閉塞方式:車内信号式
最急勾配:50‰(少路 - 千里中央間・摂津 - 南摂津間)
最急曲線:半径100m(蛍池 - 柴原間)

運行形態  

 朝と深夜以外は10分間隔での運転で、万博記念公園で彩都線の列車に接続するが、日中などは彩都線が20分間隔の運転になるので、半数の列車だけが接続する。全線通しの運転が基本だが、早朝の数本に出庫を兼ねた万博記念公園発門真市行と上り始発に千里中央発と南茨木発の大阪空港行が各1本存在するほか、夜の上り終発として門真市発南茨木行(休日は2本運行)とその直前に門真市発万博記念公園行が2本(平日のみ)、下り終発として大阪空港発千里中央行(平日のみ)がある。また、平日の朝と夕方以降に彩都線定期直通列車が千里中央 - 彩都西間で運行されるほか、万博記念競技場でJリーグの試合がある場合は千里中央から彩都線へ直通臨時列車が運行される。彩都線直通列車運行中は、千里中央 - 万博記念公園は約5分おきの運転となる。行楽シーズンの土・休日には万博記念公園の行楽客に対応するために、日中に臨時列車を千里中央 - 門真市に運転し、この区間は定期列車を含めて5分間隔の運転となる。朝ラッシュ時は7分から8分間隔の運転となる。彩都線直通列車の運転時間帯の千里中央 - 万博記念公園間は朝ラッシュ時は3分から4分間隔、夜は4分から6分間隔の運転となる。

 2010年3月28日にダイヤ改正が行われ、ラッシュ時に列車遅延が多発していたことに対処するために、「ゆとりダイヤの拡充」が行われる。主要駅の停車時間拡大に伴い所要時間が長くなる。

歴史 
 
 1990年(平成2年)6月1日 千里中央 - 南茨木間が開業。
 1994年(平成6年)9月30日 柴原 - 千里中央間が開業。
 1997年(平成9年)4月1日 大阪空港 - 柴原間が開業。茨木駅を宇野辺駅に改称。
 1997年(平成9年)8月22日 南茨木 - 門真市間が開業。
延伸計画 [編集]元々は大阪国際空港と堺泉北臨海工業地帯を結ぶという壮大な構想から始まったものであり、大阪府道2号大阪中央環状線沿いを堺市方面まで延伸する計画であったが、2004年の近畿地方交通審議会答申第8号で、「京阪神圏において、中長期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として門真市から東大阪市の瓜生堂(近鉄奈良線との交点で八戸ノ里駅と若江岩田駅のほぼ中間点)までの延伸案が示されたにとどまっている。その延伸案もおおさか東線との競合や沿線人口の減少などの課題があり、実現性は定かではない。

 最後に万国博にかかわる楽曲を1曲お伝えしたいと思います。

 日本万国博―EXPO’70と言えばこの曲です。
 
 日本万国博覧会のテーマ曲で今は亡き三波春夫が歌った“世界の国からこんにちわ”です。 
 懐かしい万博の会場風景動画とともにどうぞ。今回語ったモノレールも当然登場します。

 さて次回ですが、EXPO’70-日本万国博覧会関連してタワーシリーズ(厳密にはタワーではないですが)第3弾で太陽の塔について、最近1/350の海洋堂制作のリアルモデルを購入しましたので、その模型の写真を中心に語りたいと思います。

 ではまた次回お会いしましょう。

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  • 大阪モノレール 1000系

    Excerpt: 大阪モノレール1000系は、1990年の開業時に導入された車両で、制御装置は界磁チョッパ制御で、最高速度は85km/h。 Weblog: ぱふぅ家のホームページ racked: 2013-11-05 12:40